格闘家の素顔>格闘技も仕事も「人間万事塞翁が馬」

これも大学時代の武道クラブのときのお話です。
あるとき、練習前にクラブ部員全員でマラソン競争をしました。
短距離ならほどほどに走るのは好きでした。
しかし、長距離は中学時代から苦手というか嫌いでした。
だって、持久力ないですから〜（笑）。

ところが、どのくらい走ったか忘れましたが、あるとき
から、ふっ！とカラダが楽になって、いくらでも走れる
ような感覚になりました。
あー！これがいわゆる「ランナーズ・ハイ」という現象なのかと。
初めての経験でした。
結局、２着でゴールしました。

同じ日ですが、試合が近いというので、部員同士で自由組手
の練習時間が多くなりました。
私が入部していた武道クラブのスタイルは、手には６オンス
のボクシンググローブを付けて、顔面攻撃もありの武道でした。
ある同期の部員と相対したときでした。
顔には、なにも着けていません。

練習試合が始まるやいなや、相手の右拳が私の左目にもろに
ヒットしました。
一瞬、わからなくなりました。
これまた、あわてました！

「あれっ！目の焦点があってない！」

左目の眼球にパンチがあたって圧がかかったため、正常な左目
と比べて焦点があってないのでした。
自宅に帰る間もずっと物が二重に見えていました。

このまま、治らなかったらどうしよう？
びびりの私がそこにはいました。
しかし幸い、翌朝には、だいぶん良くなり大事に至りませんでした。
よかったー。
でも、実はいまでも雨が降ったときなど、ちょっと違和感はあります。

この日の教訓としては、いいこともあれば、悪いこともある。
「人間万事、塞翁が馬」ということでしょうか。
しっかりと胸に刻み込んでいます。

先日、格闘技のチケットをタダで頂いたので喜んでいたら、
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