格闘家の素顔>プロレスは永遠なり！

子供のころ、プロレスは真剣勝負だと思っていました。
毎週、ワクワクしながらテレビの前に座って見ていました。
たとえ、翌日に学校の試験があったとしても。

そんな姿を見て、親はいつもこう言っていました。

親：「プロレスなんか、ショーに決まっとるやんね。」
私：「違うよ。本気で殴ったり、蹴ったりしよるやん。
　　　ほら、額から血がでとるやろ。」
親：「あんなもん、血のりかなんか塗っとるんよ。」

残酷な親である（笑）。

こんなことを聞いてもまだ、信じていました。
プロレスは、本気だと。

でも、プロレスはショーでした。

ここ数年、プロレスの内幕をばらすような内容の本が
出版されています。

たとえば、
ミスター高橋が書いた、
「プロレス至近距離の真実」
「流血の魔術・最強の演技」
「マッチメーカー」

アントニオ猪木の
「１９７６年のアントニオ猪木」

高田延彦の
「泣き虫」

みんな読みました。

プロレスには、シナリオがあるの？
試合の前に打ち合わせがあるの？
あのときの試合の真相はこうだったの？
などなど・・・

興味深いものもありますが、ここまで正直に書かれると、
少しガッカリする部分もありますね。

でも、プロレスは、そういうものも全部含めてプロレス
なんです。
エンターテイメントとしてのプロレスも、またプロレス
なんです。

これからもプロレスをよろしく！

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