格闘家の素顔>盧山初雄館長の極真館は顔面攻撃ＯＫの武道空手！

前回、お話した極真会館のアジア大会のときに、盧山初雄氏
にもお会いしました。
現在は、極真館の館長に就任されています。

当時は、まだ極真会館に籍をおかれて、大会運営の責任者として、
忙しく駆けまわっておられました。
そんな時でも、快く私の息子と写真におさまってくださり、
ありがとうございました。

年齢的には、私より１０歳年上ですがとてもバイタリティあふれる
元気な方ですね。
また、ユーモアもあり宴会のときなどは、とても盛り上がる
という話をきいています。

盧山氏は、極真会館に入られたあと、オランダから総本部に
修行にきた１９０センチ以上あるカレンバッチと対戦して
こてんぱんに投げられて挫折を味わっておられます。

そんなこともあり、一時、極真会館を離れてキックボクサー
の世界に入られました。
なんとリングネームは「嵐五郎」です。
対戦相手が吹っ飛びそうな名前ですね。

その後、中国拳法の達人、澤井建一と出会い、体力の差は関係
ないということを教えられ「立禅」「発剄」「這」を徹底的に
修行されました。

このような修行を繰り返したあと、古巣の極真会館に戻ってこられ、
第五回日本空手道選手権大会で初優勝をされました。
これって凄いことですね。
得意技は、三日月蹴りでした。
わき腹にきまったら、相手は悶絶します。
うーん！考えただけでも痛そう。

いまは、極真館で子供たちに本当の正しい道を教え、悪い子は空手を
通して更生させています。
あとは、顔面攻撃ＯＫの稽古や試合も開催されているようです。
まさに武道空手ですね。

大山総裁が亡くなられたあと、残念ながら極真会館は分裂しましたが、
なんとか、また一緒の大会がみたいなと思います。
ときが来たら、実現するかも？